昼間は観光客で身動きが取れないカレル橋も、夜になると人影がまばらになる。欄干に並ぶ三十体の聖人像のうち、聖ヤン・ネポムツキー像の台座には人々が触りすぎて光り輝くレリーフがある。触ると幸運が訪れると言われるその場所は、何世紀にもわたって無数の指が撫で続けてきた。橋は1357年にカール4世の命で建設が始まり、1841年までプラハ旧市街と外の世界を結ぶ唯一の橋だった。
音声ガイド プラハ
Tella は地球上のあらゆる場所の無料音声ガイドです。プラハで物語を語る価値のある30か所をご紹介します。地図で開いて日本語で聴くか、Android アプリを持って散歩に出れば、通りかかった場所を語ってくれます。

物語のある場所

ダンシング・ハウス
building in Prague, Czech Republic

旧市街広場
square in the Old Town quarter of Prague
プラハ旧市街広場の石畳には、1621年6月21日、27人の貴族と市民が処刑された場所に白い十字架が刻まれている。ボヘミア反乱の首謀者たちをハプスブルク家が公開処刑にしたのだ。そのうち12人の首は、十年にわたってカレル橋の塔に晒された。ヤン・フス像のすぐ近く、地面に視線を落とすと今もその十字架が見える。広場は天文時計や教会だけでなく、この処刑の記憶も石板の下に眠らせている。
Photo: A.Savin · FAL

ティーン教会
church building in Old Town, Czech Republic
ティーン教会の二本の塔は、プラハ旧市街の空を一番高く支配している——高さは八十メートル、どちらも同じではない。片方はもう片方よりわずかに太く、これはゴシック建築では「男性的な塔と女性的な塔」として知られる意図的なデザインだ。教会の中心には、皇帝ルドルフ二世の宮廷天文学者ティコ・ブラーエが眠っている。彼は一六〇一年に亡くなり、デンマーク人がプラハ旧市街で最も目立つ教会に埋葬される名誉を得た。これは当時としては異例のことだった。
Photo: A.Savin · FAL

Powder Tower
tower in Prague, Czech Republic
旧市街と新市街を隔てる火薬塔、正式にはプラシュナー・ブラーナ。十五世紀に建設が始まり、もともとは王の戴冠式の行進路の入口として構想されました。しかし三十年戦争のさなか、塔は火薬の保管庫として使われ、それが今の名前の由来です。高さ六十五メートルの尖塔に登れば、プラハの屋根並みを一望できます。
Photo: Hans Peter Schaefer, http://www.reserv-a-rt.de · CC BY-SA 3.0

クレメンティヌム
building complex in Prague, currently used as library
旧市街の一角に建つクレメンティヌムは、かつてイエズス会の学院として栄え、モーツァルトもここで演奏したと伝わっています。チェコ最大の教会堂のひとつである聖サルヴァトール教会を正面に、天文塔や鏡の礼拝堂が迷路のように連なり、現在はチェコ国立図書館として利用されています。
Photo: VitVit · CC BY-SA 4.0

聖ニコラス教会
プラハのマラー・ストラナにある教会
プラハ随一のバロック建築と評される聖ミクラーシュ教会は、1704年から1755年まで、実に半世紀をかけて建てられました。その場所にはかつて、同じ聖ミクラーシュに捧げられた13世紀のゴシック教会が立っていました。現在の姿は、ディーンツェンホーファー親子による設計で、特に高さ70メートルを超えるドームと、内部を埋め尽くすフレスコ画が見どころです。この教会では、モーツァルトがオルガンを演奏したという記録も残っています。
物語は公開されている地図と百科事典のデータから AI が書いたもので、誤りを含むことがあります。